日英薬剤師日記

イギリスの国営医療(NHS)病院で働く、臨床薬剤師のあれこれ

アフタヌーンティー

緊急手術を受けた。そして、入院患者になった(8)退院後のフォローアップ

今回のエントリは、シリーズ化で、前回はこちら(⬇︎)になっています。 退院した翌日から、創傷のケアのため、勤務病院内の外科アセスメント室に、毎日通うことになった。 私の手術は、うなじ周辺に鍵穴のような形の切り込みを入れ、嚢胞を引っ張り出すよう…

見知らぬ街の「スーパーマーケット」薬局を訪れてみた。英国・イーストボーン編

年度末に近づいている、この時期; 英国国営医療サービス (NHS) の従業員たちには、上司からの「有給休暇を消化して」との、絶え間ない(脅迫じみた)警告が来る。 私には、現在、年間33日の有給休暇が与えられている。その上、当直勤務で時間外に働くことで…

英国でファーマシーテクニシャンの職を得た時の話(12)「全くもって狂っているけど。。。おめでとう!」

このエントリは、シリーズ化で、前回の話はこちら(⬇︎)になっています。 西ロンドン・聖チャールズ病院での就職面接試験後、ほぼ1週間寝込んだが、その間、合否の知らせは来なかった。 英国国営医療サービス (NHS) の雇用における、就職試験の合否通知は、…

アガサ・クリスティと薬局と毒薬、そしてアフタヌーンティー

今、英国では、クリスマスシーズン真っ只中。 で、最近、ロンドンの中心街にある大学病院前の巨大クリスマスツリー(写真下)を通り過ぎた際、ふと思い出したことがある。 「アガサ・クリスティ」 ミステリーの女王と呼ばれるこの英国人推理小説家、元々の職…