日英薬剤師日記

イギリスの国営医療(NHS)病院で働く、臨床薬剤師のあれこれ

ファーマシーテクニシャン

去りゆく者たちと退職の理由

今月は、私の職場で、退職する人の多い月だった。 皆、それぞれに、別の職や次の人生のステップに移っていく。 今回のエントリでは、そんな「去りゆく者たち」を、紹介してみたい。 まず一人目は、内科専門薬剤師であった、レイチェルさん(写真下⬇︎左)。 …

バレンタインデー in 2020 私の職場の男性同僚たち

今日は、バレンタインデーですね。 という訳で、去年に引き続き「私の職場薬局の男性同僚たち」を紹介してみたいと思います。各人の仕事の説明と共に、英国の病院薬局って、いろんなスタッフがいるのだなあということを知ってもらえれば、幸いです。 まずは…

英国でファーマシーテクニシャンの職を得た時の話(2)「共に就職活動をした日本人の友人たち」

このエントリは、シリーズ化で、前回からの続き(⬇︎)となっています。 ロンドンの国営医療 (NHS) 病院で、ファーマシーテクニシャン(以下、テクニシャン)の求人が出るたびにせっせと応募する日々が続いていた。でも、その時点 (2003年7月頃) では、どこ…

英国で「最初に雇用された仕事」の話(と、新シリーズ開始の予告)

今回のエントリは、前回(⬇︎)からの続きとなっています 。 「英国で、ファーマシーテクニシャン経由で、薬剤師になろう!」 と心に決めたものの、 実際のところは、大学院一年目はコースの要求の厳しさから、就職活動どころではなかった。事実、卒業も逃し…

転機となった「ファーマシーテクニシャン見習い」への講義

ロンドン大学薬学校時代、英国人薬剤師の学生に混じって「薬学教授法 (Teaching & Learning) 」という科目を選択した。 私のロンドン大学薬学校時代のコースの詳細は、過去のエントリ(⬇︎)からどうぞ その課題の一つが「教育(教授)実習をする」というもの…

英国薬剤師・薬局スタッフの恋愛事情

今日は、バレンタインデーですね。 という訳で、今回は、英国の薬剤師や薬局スタッフの恋愛事情とか、この業界内でのパートナーシップについて書いてみようと思います。 まず、はじめに、一言。 英国の薬学・ 薬局関係者って、ずばり、「カップル」になりや…

英国永住権(無期限滞在許可証)取得10周年

今日は、私にとって、英国の永住権を得た日から、ちょうど10年目の日だった。 英国に移り住んだ最初の2−3年は学生ビザ、それから、労働許可書ビザで5年、そして永住権ビザを得て、今日でかれこれ10年。 「何でずっと英国にいるの?」とよく、色々な方…

アガサ・クリスティと薬局と毒薬、そしてアフタヌーンティー

今、英国では、クリスマスシーズン真っ只中。 で、最近、ロンドンの中心街にある大学病院前の巨大クリスマスツリー(写真下)を通り過ぎた際、ふと思い出したことがある。 「アガサ・クリスティ」 ミステリーの女王と呼ばれるこの英国人推理小説家、元々の職…

世界エイズデー

今日は、世界エイズデー 私、現職が「感染症専門薬剤師」だから、この分野も、(一応)守備範囲。 という訳で、今日は、英国のエイズ事情と、その医療サービスについて語ってみたい。 ところで私、英国を代表するロックバンド、クイーンの大ファン。 日本の…

英国国営医療サービス (NHS) の薬局に就職する方法・概論編

私は、今までの職歴を振り返ると、秋から冬にかけて、就職面接試験を受けることが多い。 そして、その場合、なぜか、成功率が高い。 日本で、新卒薬剤師として働いた病院、そして、その後のドラッグストアを皮切りとし(→でも、日本での就職は、どれも、ほぼ…

緑色のペン

英国の薬剤師が「必ず」持っているもの --- 緑色のペン。 英国の医療機関では、処方せんをチェックしたり、医師への問い合わせ、看護師への申し送りなどに、緑色のペンで書き残すと、「これは薬剤師がチェック / コメントした」と見なされる。起源は定かでは…