ファーマシーテクニシャン
今月は、私の職場で、退職する人の多い月だった。 皆、それぞれに、別の職や次の人生のステップに移っていく。 今回のエントリでは、そんな「去りゆく者たち」を、紹介してみたい。 まず一人目は、内科専門薬剤師であった、レイチェルさん(写真下⬇︎左)。 …
20年前のちょうど今日、英国へやってきた。 スーツケース一つで。 ヒースロー空港に降り立って、地下鉄を乗り継ぎ、住むことになった学生寮へ、未知の将来へのワクワク感を胸に歩いて向かったこと、今でも、昨日のことのように思い出せる。 でも、まさかこん…
今回のエントリは、シリーズ化で、前回はこちら(⬇︎)になっています。 6)英国の薬剤師免許変換・取得まで、総額どのぐらいの費用がかかりますか? ずばり「ピンキリ」です。個々の状況や進捗、日本からやってきて行うか、それともすでに英国にある程度の…
先日、本当に、唐突だったのですが; 「とある日本人の薬剤師さんが、英国で薬剤師になろうと考えていて、私にコンタクトを取りたいらしい」 という話を、ロンドン在住の日本人薬剤師の友人経由で受けた。 私、このブログに、自分の連絡先を記載していない。…
今日は、バレンタインデーですね。 という訳で、去年に引き続き「私の職場薬局の男性同僚たち」を紹介してみたいと思います。各人の仕事の説明と共に、英国の病院薬局って、いろんなスタッフがいるのだなあということを知ってもらえれば、幸いです。 まずは…
このエントリは、シリーズ化で、前回の話はこちら(⬇︎)になっています。 2003 年8月初旬、ロンドン市内の国営医療 (NHS) 病院の薬局でファーマシーテクニシャンやアシスタントの求人が出るたびに、応募する日々が続いていた。その時点で、10 通以上の応募…
このエントリは、シリーズ化で、前回からの続き(⬇︎)となっています。 ロンドンの国営医療 (NHS) 病院で、ファーマシーテクニシャン(以下、テクニシャン)の求人が出るたびにせっせと応募する日々が続いていた。でも、その時点 (2003年7月頃) では、どこ…
今回のエントリは、前回(⬇︎)からの続きとなっています 。 「英国で、ファーマシーテクニシャン経由で、薬剤師になろう!」 と心に決めたものの、 実際のところは、大学院一年目はコースの要求の厳しさから、就職活動どころではなかった。事実、卒業も逃し…
ロンドン大学薬学校時代、英国人薬剤師の学生に混じって「薬学教授法 (Teaching & Learning) 」という科目を選択した。 私のロンドン大学薬学校時代のコースの詳細は、過去のエントリ(⬇︎)からどうぞ その課題の一つが「教育(教授)実習をする」というもの…
今日は、バレンタインデーですね。 という訳で、今回は、英国の薬剤師や薬局スタッフの恋愛事情とか、この業界内でのパートナーシップについて書いてみようと思います。 まず、はじめに、一言。 英国の薬学・ 薬局関係者って、ずばり、「カップル」になりや…
今日は、私にとって、英国の永住権を得た日から、ちょうど10年目の日だった。 英国に移り住んだ最初の2−3年は学生ビザ、それから、労働許可書ビザで5年、そして永住権ビザを得て、今日でかれこれ10年。 「何でずっと英国にいるの?」とよく、色々な方…
今、英国では、クリスマスシーズン真っ只中。 で、最近、ロンドンの中心街にある大学病院前の巨大クリスマスツリー(写真下)を通り過ぎた際、ふと思い出したことがある。 「アガサ・クリスティ」 ミステリーの女王と呼ばれるこの英国人推理小説家、元々の職…
今日は、世界エイズデー 私、現職が「感染症専門薬剤師」だから、この分野も、(一応)守備範囲。 という訳で、今日は、英国のエイズ事情と、その医療サービスについて語ってみたい。 ところで私、英国を代表するロックバンド、クイーンの大ファン。 日本の…
私は、今までの職歴を振り返ると、秋から冬にかけて、就職面接試験を受けることが多い。 そして、その場合、なぜか、成功率が高い。 日本で、新卒薬剤師として働いた病院、そして、その後のドラッグストアを皮切りとし(→でも、日本での就職は、どれも、ほぼ…
英国の薬剤師が「必ず」持っているもの --- 緑色のペン。 英国の医療機関では、処方せんをチェックしたり、医師への問い合わせ、看護師への申し送りなどに、緑色のペンで書き残すと、「これは薬剤師がチェック / コメントした」と見なされる。起源は定かでは…