日英薬剤師日記

イギリスの国営医療(NHS)病院で働く、臨床薬剤師のあれこれ

グラクソ・スミスクライン

英国王立薬学協会 (Royal Pharmaceutical Society) の歴史探訪(其の二)

今回のエントリは、前回(リンク下⬇︎)からの続きとなっています。 英国王立薬学協会 (Royal Pharmaceutical Society) の歴史を辿り、ロンドン市内の史跡を訪ね廻った記録です。 初代会長の「ウィリアム・アレン (William Allen) 」については; 元は、絹工…

日本が誇るべき、英国で使用されている薬剤 10 選

今回のエントリは、前回(リンク⬇︎)からの続きとなっています。 頻用というほどではないけれど、日本発祥もしくは販売の、英国の医療現場で常に使用されている薬を紹介してみたいと思います。 前回のエントリと同様、これらはあくまで、私自身の観察による…

英国の風邪の時の対処法

今回は、英国での風邪の際の一般的な対処法について書きたいと思います。一応、前回(リンク下⬇︎)からの関連となります。 私は、風邪を引くと、基本、薬をできるだけのまないで治すほうです。服用するとしても解熱・鎮痛剤のパラセタモール(=日本名アセト…

ペニシリンの発見 91 周年記念日(90周年だと勘違いしていたよ)

ご興味のない方には、全く関係のない話かも知れませんが。。。 今日は、人類史上初の抗生物質であった「ペニシリン」の発見から91周年の日です。 という訳で、今回は、それにまつわる(世間的にはあまり知られていない)話を紹介。 ペニシリンは、1928年9月…