日英薬剤師日記

イギリスの国営医療(NHS)病院で働く、臨床薬剤師のあれこれ

家庭医

フレディ・マーキュリー没後 30 年

本来であれば、先月出かけた「薬局ショー」のレポートの続き(下)を書くつもりであったのだけど。。。 今回は、特別企画でこちらを。 私は、英国を代表するロックバンド「クイーン」の大ファン。 彼らの曲を、毎日どれか一度は聞かないと、1日が終わった気…

緊急手術を受けた。そして、入院患者になった(3)外科手術アセスメント室編

今回のエントリは、シリーズ化で、前回はこちら(⬇︎)になっています。 緊急医療室での診察を終え、午前2時頃、自宅へ戻り、スコーンを頬張り、就寝。 午前8時過ぎ、家庭医(=かかりつけ医)からの電話で起こされた。昨日電子送信した診察願いへの応答で…

緊急手術を受けた。そして、入院患者になった(1)発覚編

本当に、本当に、突然だったのですが; 一週間ほど前、「緊急手術」を受けた。 そして、物心ついてから人生初の、入院生活を送った。 しかも、自身が勤務する病院にて、普段から馴染みの同僚たちに看護されながら。 よく言われていることだけど、普段、医療…

ジョンソン首相の入退院と、英国の医療「業界用語」

ご存知の方も多いかと思いますが; 先日、英国ボリス・ジョンソン現首相が、新型コロナウイルス (COVID-19) の感染により、国営医療 (NHS) 病院へ入院した。一週間で無事退院したが、一時、集中治療室へ移動するほどにまで、容態が悪化した。 ちなみに、ジョ…

英国王立家庭医学会へ潜入し「くすりの芸術」を鑑賞してきた

この前、ロンドン中の病院を色々と訪れた折のことだったのですが; 前回の「ロンドンの出産病院いろいろ」のエントリは、こちら(⬇︎)からどうぞ その道すがら、たまたま、英国王立家庭医学会 (Royal Collage of General Practioners) 本部ビルの前(写真下…

英国で初めて医者へ行ったときの話

このエントリは、前々回からの「英国に移り住んだ頃の話」(⬇︎)のシリーズものです 英国の大学院に入学した途端に、体調を崩してしまった。当時は、若くて、病気一つしなかった私だったので、「何かおかしい」と思ったが、まさか風邪とは思わなかった。 日…